介護離職 体験談③【仕事と介護の両立に成功】

介護離職 体験談

高齢化社会に伴い、介護が原因で会社を辞めてしまう介護離職が増えています。

その数は10年前と比較して約2倍。

経済産業省は年6500億円の経済損失になると試算しており

社会問題にもなっています。

今回は介護離職を体験した方のエピソードをまとめました。

介護離職の防止にお役立ていただければ幸いです。

 

<プロフィール>

・Tさん(52歳) 男性 ・自動車部品メーカーの営業職

・キャリアも家族も大切にしたい

 

介護に向き合いながらも、会社を辞めずに済んだ!

自動車部品メーカーの営業職として勤める、Tさん(52歳)は、20人の部下を持つ部長職です。

忙しい毎日を送る中でも、自身のキャリアを着実に築いていました。

しかしある日、親の健康状態が急速に悪化することで、

付ききりの介護が必要になりました。

彼は自身の仕事に情熱を持っており、キャリア意識も高かったため

離職は考えたくはありませんでしたが、

親の介護をすることも同じく大切でした。

そこで彼はなんとか仕事と介護を両立できる方法はないかと探し始めます。

 

Tさんはまず、国の介護休業制度を調べました。この制度は、介護を必要とする家族をサポートするために導入されたもので、長期的な休業を取ることができます。彼はその制度に基づいて、会社に介護休業の申請を行いました。幸いにも、彼の会社はこの制度を積極的に取り入れていたので、

彼の申請はスムーズに受け入れられました。

 

介護休業中、彼は定期的に親の介護を行いながら、遠隔で仕事に参加することができました。会社は、彼にリモートワークの機会を提供し、定期的なオンライン会議やメールのやり取りを通じて会社のメンバーと連携を取っていきました。会社も彼の仕事へのコミットメントを評価し、柔軟なスケジュールを調整することで、仕事と介護の両立を支援しました。

 

さらに、Tさんは地域の介護サービスや福祉制度を積極的に活用しました。親の介護をサポートするためのプロフェッショナルなサポートを受けられるようになります。また、地域の福祉事務所から提供される支援制度や補助金にも申請し、経済的な負担を軽減することができました。

 

時には会社のキャリア休暇制度も活用しました。この制度は、一定の期間にわたって休職することができるもので、介護期間中に一部の休暇を取ることで、負担が軽減できます。

 

最後にTさんは職場の同僚にも素直に助けを求めました。彼らは理解を

示し、業務の一部をサポートして助けてくれたのです。

心身的にもとても安心したと話していました。

 

Tさんは親の介護を続けながら仕事に復帰することができました。国の介護休業制度や会社の支援制度、地域の介護サービスや福祉制度、キャリア休暇などの活用が、彼の離職を回避し、家族との時間を大切にしながら働くことを可能にしました。

 

会社が介護を抱える社員に寄り添い、支援制度を活用することで

介護離職を防ぐことのできた良い事例と言えるでしょう。